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「鉛の危機」に無頓着な政府

棚町 裕次

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これまで、鉛バッテリースクラップの韓国向け輸出事情を追い続け、国に対し、早急に対策を高じるべきだと繰り返し警鐘を鳴らしてきた。では、鉛電池に関わる国内メ―カーはこの事態に対し、どのように考えているのだろうか。

鉛バッテリーに対する危機感の薄さ

「二次精錬メーカーは国に陳情を行っているが、血が流れていることを認知してもらうのは、まだ弱いです。大きな打撃になるとわかっていても、自動車メーカーや電池メーカーの反応はまだ鈍く、特に大きな動きになる気配は今のところありません。自動車メーカーはまだどこからでも安いバッテリー製品が買えると考えており、原料問題は遠い世界のようにみている。問題が問題として広がっていないことが問題といえるかもしれない」

取材に応じてくれたSBRA(一般社団法人 鉛電池再資源協会)職員は、バッテリースクラップの流出に危機意識はもっているものの、一方で中々「世論」が盛り上がらない現状について、先のように語ってくれた。

(※全文:1307文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

棚町 裕次氏
棚町 裕次(たなまち ゆうじ)

 IRuniverse(アイアールユニバース)株式会社代表。1969年9月27日生まれ。福岡県久留米市出身。2000年から金属資源の市場、相場、リサイクルに至る技術動向を追いかけ、2011年にIRuniverse株式会社を立ち上げ、現在に至る。鉄鋼、工業用ベースメタル~マイナーメタル~レアアース~リサイクル、と川上資源から川下資源まで幅広くこなす総合資源ジャーナリスト。趣味は猫の飼育、自転車、散歩。座右の銘は「ノーブレスオブリージェ」。

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