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太陽光発電のモニタリング 即対応すべき「安全性が危ぶまれる」不具合とは

環境ビジネス編集部

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太陽光発電システムに不可欠なモニタリングだが、その手法は多様だ。コストとリスクを比較し、どのレベルで行うかが重要となってくる。しかし、それだけではない。安全性が脅かされるレベルの不具合には早急に対応しなければならない。

あらためて ―― 太陽光発電のモニタリングはなぜ必要なのだろうか。ひとつには、太陽光発電システムの発電性能の評価(ある条件下でどのくらい発電するか)がある。そして、実務ベースではシステムの健全性の確認(参照発電量(日射量等を使った推定値または近隣システムの実測値)と実際の発電量を比較する)、故障検出(発電特性を解析して高精度に)があげられる。

こうしたモニタリングを、いかにコストとリスクとのバランスをとりながら行っていくかが、収益性を保ち、安定して発電する太陽光発電事業のカギとなりつつある。それだけではない。安全性の観点からも問題がある。

東京工業大学大学院 理工学研究科 助教 植田譲氏

東京工業大学大学院
理工学研究科
助教 植田譲氏

東京工業大学大学院理工学研究科助教の植田譲氏は「現実レベルで、ある程度の確率で起きてしまうモジュール内セルのクラック。ホットスポットになっていたとしても、バイパスダイオードが働いていれば全体的には軽微な出力低下ですみますが、バイパスダイオードが壊れてしまうと、不良部分が拡大し、正常に働いている部分に電流が集中します。すると、発熱の影響でガラス割れが起こり、バックシート破れが発生し、そのような部分を手で触ると最悪の場合には感電するなどの安全性の問題にもつながります。しかし、単に発電量で見ると、25%出力低下したモジュールも、9直4並のアレイ内では1%程度の影響のみ。わからないのです」と話す。

ではどうするか。

(※全文:2,219文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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