太陽光発電プラントの顔ともいえる太陽光モジュール。施工費までを含めたコスト構成では、モジュールの占めるコストは日本では約三分一から半分、ドイツでは約60%を占める。(2014年前半のドイツのkWp辺りのコスト。モジュール 77,679円、パワコン12,330円、架台11,097円、ケーブル9,864円、施工12,330円。合計123,300円。)
2014年6月にドイツでの発表で、1.5GW(125箇所)の大型プラントのうち約20%で深刻なトラブルが発見され、そのうち約25%はモジュール起因、との事。(ついで約18%は設計起因、14%はケーブル、14%はパワコン&接続箱。)単純計算すると20%×25%=5%の確率でモジュールに深刻なトラブルが発見される、という事になる。別会社の調査統計資料(調査対象モジュールメーカー約200社、枚数は20万枚以上)では、全世界平均で約10%のモジュールで初期不良がある、というレポートもある。この5%または10%のモジュール不良率に関して注意点が2つある。
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