自然エネルギーの中長期的な普及を実現する系統連系問題の解決を
自然エネルギーの本格的な普及に向け2012年7月1日に施行された固定価格買取制度(以下、「FIT制度」)が、運用開始から3年目を迎え、大きな成果と共に様々な課題が見えて来ています。その中でも本FIT制度の中で重要な前提条件となっている電力系統への接続(優先接続)について、電力会社(一般電気事業者)が所有・運用する送配電網の電力系統(以下、「系統」という)への接続が困難になる問題が各地で発生しています。
2014年9月24日には九州電力から、9月30日には東北電力、北海道電力、四国電力から相次いで自然エネルギー発電設備に対する連系接続申込みに対する回答を数か月間、保留をするという発表がありました。
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