太陽光、全世界で19年には450GWに(前編)
太陽光発電は、ソーラーパネルの劇的な価格の下落によって、一気にその市場を拡大してきた。他の発電施設との価格差もほとんどなくなり、持続可能エネルギー源であることが認知され、その認識はさらに深まっている。欧州ならびに世界主要国におけるPV市場の目覚ましい成長を分析した。
世界市場の最新情報
- 2013年の37GWから、最低でも40GWのPVシステムが14年に設置され、ソーラー・セクターでの新記録となる。
- 14年、中国、日本、アメリカの3か国がトップ・マーケットとなった。
- 世界レベルで今後5年間の間に540GWを達成するであろう。
- 14年ヨーロッパでは、PVによる7GWが送電網に接続された。
- イギリスがはじめて2.4GWで、ヨーロッパの太陽光発電の普及においてリードし、次いでドイツ(1.9GW)とフランス(927MW)となった。
- イタリア、ドイツ、ギリシャのヨーロッパ3か国では、ソーラーによる電力が電力需要の7%超をカバーしている。
- 19年までにヨーロッパでは、太陽光発電が電力需要の80%まで成長する可能性がある。
2013年と14年、ソーラーパネルの急速な需要超過を招いた。市場では、メーカー各社が生産体制を強化し、生産量を増加させ利用率を向上させたことで、全世界では、順調に回復を続けている。
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