日本の地域特性に合わせたZEH仕様とは
日本特有の風土や気候など特性に合わせたZEHを建てるためには何が必要か、株式会社ミサワホーム総合研究所の太田勇氏が解説した。
設計上の工夫と当社での実績
国全体での省エネ政策の一環として新築住宅のZEH化が進められている。ZEHを実現するためには住宅自体を省エネ化することに加え、エネルギーを創れる家にする必要がある。躯体性能は、UA値(熱の逃げやすさ)とηA値(日射の侵入しやすさ)を低くすることが重要であるが、寒冷地ではUA値達成のハードルが高くなる。一方、ηA値は温暖地でも遮熱ガラスなどを採用すれば比較的達成しやすい。ZEHにするための設計上の工夫としては表1のようなものが挙げられる。なお、平成29年度からZEHへの蓄電池システム導入も補助対象となった。
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