まだコスト高?価格データで見る「日本の太陽光発電」
太陽光発電システムの価格は、技術の進歩や各社の努力もあり年々低下してきている。しかしながら、経済産業省の審議会・調達価格等算定委員会ではFITからの自立を目指したさらなるコスト低減が課題であるとの指摘がなされており、目標価格が提言されている。このような状況のなかで、いかに収益性を保って事業を進めていくかが重要になるだろう。
日欧のシステム価格比較(非住宅)
日本のシステム価格は欧州の約2倍。内訳はモジュール・PCS価格が1.7倍、工事費・架台等の価格が2.1倍であるという。工事費・架台等に関しては工法の最適化が不十分なことに加え、地震が多いなど日本特有の災害対応による増加が理由として挙げられている。
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