アジアの汚れた空
アジアの新興国が歩もうとしている道が地球全体の環境破壊を大きく加速し、日本の環境問題が解決しても、アジアの環境問題が解決しない限り、2050年−2100年(我々の孫やひ孫世代の時代)には地球が惑星限界を迎えると言われている。
1971年まで空のきれいな岡山の田舎で育った私は、1960年代の汚れた四日市や川崎・東京の大気汚染の最悪の状況を目にしていない。日本ではその後も光化学スモッグ等の問題もあったが、排気ガス対策等で日本の空はどんどんきれいになった。その苦い経験を通して、日本には世界に誇れる長年培ってきた汚水・排煙の処理技術、省エネ技術があり、また、現場で苦労した知恵と経験を持つ豊富な人材がいる。
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