北海道電力の風力発電募集、応募の半分が「条件満たさず」 入札はナシに
北海道電力(北海道札幌市)は6月15日、系統側蓄電池による風力発電募集プロセス(I期)において、60万kWの募集容量に対して、応募は32.1万kWにとどまったと報告した。
このため、案件選定のための入札は実施しない。今後、2022年度の蓄電池運転開始に向け、準備を進めていく。まずは応募状況を踏まえたシミュレーションにより、必要となる蓄電池容量と一律負担金単価を再検討し、7月末を目途に対象事業者に提示する。また、事業者に提示する風力1kWあたりの蓄電池費用負担は、蓄電池の容量に比例しない連系設備や通信設備などがあることから、これまで募集容量60万kWを前提に提示していた額より高くなるとの見通しも示した。
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