大学発ベンチャーとして初上場、日本独自の技術でSDGs達成に寄与

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微細藻類『ミドリムシ』を起点に栄養・健康領域やエネルギー領域の事業に取り組むユーグレナ。同社の生い立ちはSDGsに深くつながる。ミドリムシに社会課題解決のカギを見出し、大学発ベンチャーとして初めて上場を果たした創業者の出雲 充氏に、SDGs達成に必要な〈イノベーターシップ〉とは何かを聞いた。

事業を通じて世の中にインパクトを

ミドリムシと廃食油を使ったバイオジェット燃料の開発に挑むユーグレナは、2018年10月31日、日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントを完成。横浜市、千代田化工建設、伊藤忠エネクス、いすゞ自動車、ANAホールディングス、ひろしま自動車産学官連携推進会議の協力のもと、SDGsのゴール13『気候変動に具体的な対策を』に貢献する取り組みとして、日本をバイオ燃料先進国にすることを目指す『GREEN OIL JAPAN(グリーンオイルジャパン)』を宣言した。

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