NPO法人 経済人コー円卓会議日本委員会 ディレクター 山口 俊宗
最終更新日: 2020年04月13日
今日のサプライチェーン・マネジメントは、QCD(品質、コスト、納期)の効率化に加えて、サプライチェーン全体の環境や労働、人権に配慮した「責任あるサプライチェーン」を構築することが求められている。責任あるサプライチェーン・マネジメントのPDCAを回すということは、すなわちデュー・ディリジェンスを実践することといってよい。(※デュー・ディリジェンスに関しては第3回、第4回を参照)。
最終回では、これまでの内容を踏まえて、デュー・ディリジェンスに基づく責任あるサプライチェーン・マネジメントのポイントを、方針策定、管理体制、リスク対応、情報公開、のPDCAサイクルに沿って改めて確認したい。