日本型 大規模洋上風力の産業強化&整備

ポテンシャルは5億kW超 洋上風力発電の戦略と将来性

  • 印刷
  • 共有

洋上風力産業の裾野は、構成機器・部品点数が多く(数万点)、事業規模は数千億円に達するといわれる。国内にサプライチェーンを形成することは重要であり、三菱総研の試算によると、洋上風力100万kWあたり、直接投資は約5500億円、2次波及効果まで含めると約1.2兆円に上る。

洋上風力発電の導入ポテンシャルは5億 kW(500GW)を超える

我が国は、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、再生可能エネルギー(再エネ)の最大限の導入を掲げた。中でも、特にその導入拡大が期待される洋上風力発電は、産業界からの投資を引き出すべく、これまでの目標を一気に引き上げ、年間100万kW程度の区域指定を10年継続し、2030年までに1,000万kW、40年までに浮体式も含めて3,000万kW~4,500万kW(30,000MW~45,000MW)の形成を目指す。

続きは有料会員登録後にお読みいただけます。

  • オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 登録月(購入日~月末)は無料サービス
  • 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
  • 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
月額
1,300
年額
15,600

関連記事