「脱炭素経営」実装へ、企業の取るべきアクションとは　1.5℃対応の考え方

英国・グラスゴーで開催された第26回締約国会議（COP26）が閉会した。世界は「1.5℃目標」の追求、パリ協定「第6条」のルールなどで合意。これにより企業の取りうる方向性もより明確に変化している。企業の脱炭素戦略と実装を支援してきた経験も踏まえて、今後の企業の取るべきアクションを、全3回にわたって説明していく。

第1回では外部環境の変化を踏まえ、企業が「1.5℃対応」を進める上でまず着手すべきことは何か、「脱炭素経営」の実装に向けて何をすべきかを解説する。