年間1億トンのCCS実現に向けて 長期ロードマップ策定へ(後編)
CO2を大気中から除去するネガティブエミッション技術のひとつがCCS(CO2回収・貯留技術)である。資源エネルギー庁では現在、CCS長期ロードマップの策定に向けた検討を進めている。後編では想定年間貯留量、同事業の想定スケジュールなどについて紹介する(前編はこちら)。
CCSの想定年間貯留量
第6次エネルギー基本計画の検討段階においては、2050年の発電電力量の約1割に相当する量を化石燃料火力発電+CCUSで対応する場合、年間約1億トンのCO2を回収することが想定されていた。
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