企業と環境投資

米国GSS債の減少と「グリーンハッシング」現象

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米国ではグリーン債など環境に関わる投資への意欲が減退している 画像はイメージです(出所:PIXTA)

トランプ政権による脱炭素など環境投資にかかわる各方面への“口撃”が続く中、金融市場に影響は生じているのか?

グリーンボンドなど、発行意欲減退

日本のESG債に相当する米国のGSS債(グリーンボンド、ソーシャルボンド、サステナビリティボンドの総称)の発行額の推移を見たものが以下のグラフである。2025年は5月までで約280億ドル(速報ベース)と、このペースでいけば通年で40%減の着地になる。グリーンボンドは同37%減だが、ソーシャルボンドは同46%減、サステナビリティボンドは同62%減のペースであり、すべてのラベルで発行意欲が後退していることがうかがわれる。

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