IPCC(気候変動に関する政府間パネル)を舞台とした「クライメートゲート事件」(※1)や「ホッケースティック論争」(※2)は10年以上前の話になるが、気候変動の「人為的温暖化論」を肯定する「温暖化論者」と、否定する「懐疑論者」の論争は今なお絶えない。
トランプ政権では、第1期に最高裁判事のバランスを保守派優勢に変えたが、現在はFRBの政策メンバーにハト派(金融緩和派)を登用しようと人事介入の意向を隠さない。こうした人事を使った政策変更圧力は、気候変動の分野にも及びそうである。
米DOEの批判的レビュー
