一見地味だが厄介な外来生物、アルゼンチンアリ(後編)

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国立環境研究所 五箇 公一先生と、アルゼンチンアリとの闘いの軌跡。後編ではアルゼンチンアリ根絶宣言までの記録と地域連携による防除の取り組みについて解説します。(編集部)(前編

アルゼンチンアリの化学的防除

アルゼンチンアリは日本に限らず、北米、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドなど世界に広く分布しており、ヨーロッパには1800年代から侵入していたと考えられ、外来生物としての歴史は割と古いと言える。同時に海外では、そのコロニーは数十から数百キロメートルという長さにもおよび、防除は極めて困難な状態になっている。

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