環境用語集 HEP(ハビタット評価手続き)

Habitat Evaluation Procedure(生息地評価手続き)の略称

1980年代にアメリカで開発された環境評価手法で、複雑な生態系の概念を特定の野生生物のハビタット(生息環境)に置き換え、 その適性について定量的に評価する手法。HEPでは、生態系の価値をその土地の「質」×「空間」×「時間」によって評価を行う。生息地の「質」の評価としては既存資料、現地調査などから得られるHSI(Habitat Suitability Index:ハビタット適性指数)モデルを用いており、既存のHSIモデルがない場合は生態学的調査が必要となる。

日本においては2008年に日本生態系協会がJHEP評価認証制度を創設し、主要な日本産野生生物についてモデルの開発を進め、評価・認証を行っている。

(環境アセスメント学会生態系研究部会 HEPとは より引用)
(環境省 環境影響評価情報支援ネットワーク HEPについて より引用)

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