環境用語集 パリ協定
パリ協定は、2015年仏パリ開催の「国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)」で採択され、2016年に発効した。京都議定書に代わる、2020年以降のGHG排出削減などのための新たな国際枠組みで、歴史上はじめて、全ての国が合意した。
パリ協定の核は、1.5℃目標の実現
同協定では、世界共通の長期目標として2℃目標を設定するとともに、1.5℃に抑える努力を追求することを掲げている。主要排出国を含むすべての国は5年ごとに削減目標を提出・更新(グローバル・ストックテイク)することが求められる。
なお、先進国は資金提供に加えて、途上国への自主的に資金提供することが明記されている。
【参考】
- 環境省―パリ協定の概要