ユーラスエナジー、北海道白糠町に30MW規模のメガソーラー発電所建設へ

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風力発電事業で国内最大手、世界でも有数の風力発電事業者であるユーラスエナジーグループと北海道白糠町は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を前提とした、白糠町内におけるメガソーラー発電所の建設に向け基本合意したことを発表した。

同発電所の面積は約62ha。発電規模は最大30,000kW。発電量は約9,600世帯の使用電力量に相当。二酸化炭素削減量は約11,000t-CO2/年。操業は2013年を予定。なお、発電した電力は「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」に基づき、全量を北海道電力に売電する計画。

白糠町は、道東の拠点都市 釧路市に隣接する自然に恵まれた町。同町は、平成20~24年度までの5年間で町が予定している事業等をまとめた第7次白糠町総合計画実行計画の中で、恵まれた地域資源を利活用しながら個性あるまちづくりを進めていくことを打ち出している。今回のメガソーラー発電所計画は、同町の豊富な太陽光資源を活用するもので、町の方針に合致するものとして歓迎している。

また、同社グループは、中小企業基盤整備機構北海道支部と、釧路白糠団地における土地取得に関する合意に至っている。中小機構も、今回のメガソーラー建設が白糠町はもとより釧路地域の経済活性化に多大に寄与するもとして期待している。

ユーラスエナジーグループは、現在7か国で200万kWを超す風力発電所を操業中。風力発電事業で培ってきたノウハウを活かし、太陽光発電事業についても、韓国と米国で合計約5万kWのメガソーラー発電所を保有。日本での太陽光発電事業を拡大しており、兵庫県淡路市でも40MW級のメガソーラー建設を検討している。

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