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既存業務ビルの先進的なCO2抑制設備導入に補助金、市場メカニズムも活用

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環境省は、既存の業務ビルを対象に、先進的な設備導入と運用改善、市場メカニズムの活用により、効率的にCO2排出を抑制する取り組みについて補助金を交付する。本補助事業の参加者の公募期間は5月18日から6月29日まで。公募説明会を大阪、名古屋、東京で開催する。

本事業は、先進対策の効率的実施による業務CO2排出量大幅削減事業設備補助事業(ASSET事業)として平成24年度から開始するもの。予算総額は6億円。既存の業務ビルを対象に、先進対策(BAT)を組み合わせた削減約束の申請、費用対効果の高い順の選択(リバースオークション)、排出枠の取引による総量削減等を組み合わせて行う、CO2排出抑制設備の整備に対して補助金を交付する。CO2排出量の増加が著しい業務用ビル等において、市場メカニズムも活用することにより、効果的にCO2排出量大幅削減を図ることを目的としている。

本補助事業への応募の要件は、対象事業場における基準年度排出量が50t-CO2以上であること。補助金の交付額は補助経費総額の1/3を上限とする。但し、1事業場当たり、(グループ参加者の場合は、1グループあたり)5,000万円を超えないことが原則。

本制度では、以下の3つをセットにすることにより、費用効率的かつ確実な削減の実現を目指している。1.先進的温室効果ガス排出抑制設備を含めた設備導入に対する補助、2.参加事業者による削減約束量当たりの補助額の小さい費用対効果の高い事業から採択(リバースオークション)、3.削減約束量を超過達成した場合には排出枠を他参加者等に売却することもできる。一方、達成できない場合には超過排出分の排出枠を購入して目標を遵守する。

ASSET事業の参加には、目標保有者と参取引参加者の2通りの方法があり、今回は目標保有者を公募する。目標保有者は、一定量の排出削減を約束する代わりに、CO2排出抑制設備等の整備に対する補助金と排出枠の交付を受ける参加者(本事業の採択事業者)。参取引参加者は、目標保有者が目標達成を円滑に行うため、排出枠の仲介を目的とする参加者。取引参加者の参加方法および募集については、今年度後半に行う予定。なお、取引参加者に対しては、補助金及び排出枠の交付は行われない。

公募説明会の開催日は、大阪(5月24日)、名古屋(5月25日)、東京(5月30日、6月5日)。採択結果は7月中旬に公表する予定。その後、平成24年度7月中旬以降(交付決定後)に補助設備を導入、8月中旬~12月頃に基準年度排出量の検証を行う。平成25年度に排出削減対策、平成26年度4月~6月に平成25年度排出量の検証を実施し、11月30日が平成25年度排出量に対する排出枠等の償却期限となっている。平成27年度6月に平成26年度の算定報告書を提出する。

参考:環境省 - 先進対策の効率的実施による業務CO2排出量大幅削減事業設備補助事業」 対象事業者の公募について

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