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トヨタ、新EV「eQ」を公開、2015年までに新型HVを21モデル投入

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トヨタ、新EV「eQ」を公開、2015年までに新型HVを21モデル投入

トヨタ自動車は、最新の開発状況と2015年までの展開計画を公表した。コンパクト電気自動車(EV)「eQ」を、2012年12月以降、日米において、自治体や特定利用者向けの限定導入を開始するほか、2015年末までに新型ハイブリッド車(HV)を21モデル投入する。

同社は、新たに開発した4人乗り小型EV「eQ」を公開した。「eQ」はコンパクトなパッケージに容量を最小限に抑えた高出力の新型リチウムイオン電池を搭載し、世界最高の電費104Wh/kmを実現。これにより、12kWhの小容量電池ながら、一充電走行距離100km、最高速度125km/hを達成した。また、満充電は、AC200Vで約3時間という短時間で可能とした。車両本体(消費税込み)は360万円。

HVについては、今後、2015年末までの約3年間で、新たに追加するモデルと既販モデルのモデルチェンジをあわせた乗用車系モデルで、21モデルを投入する予定。2012年の年間のHV世界販売台数は、100万台を大幅に超える見通し。同社は本計画により、2013年以降2015年までの年間のHV世界販売台数として、毎年100万台以上を見込む。

同社は、燃費向上・エミッション低減に向けた「省エネルギー」、電気や水素をはじめとした代替エネルギーの利用促進による「燃料の多様化」を基本方針として環境技術開発を進めている。「省エネルギー」への取り組みでは、HVの投入計画のほか、世界最高の最大熱効率を追求した新開発ガソリンエンジン、高性能クリーンディーゼルエンジンや高効率トランスミッションの開発状況や投入計画を公表した。

「燃料の多様化」への取り組みは、前述のEV「eQ」、プラグインハイブリッド車(PHV)、水素を利用し電気エネルギーに変換して走行する燃料電池自動車(FCV)の3つの柱からなる。PHVについては、2012年1月より市販を開始した「プリウスPHV」において、災害など非常時の電源としてハイブリッドシステムを活用する「アクセサリーコンセント」の設定、グレード追加により商品力を強化する。FCVについては、世界最高の出力密度を達成した最新のトヨタFCスタック(燃料電池セル)を公開した。また、日野自動車と共同で開発を進めている新型燃料電池バス(FCバス)について2016年の市場導入を目指す。

また、革新的な高性能化が不可欠とされる次世代二次電池については、専門部署を設置して研究を進めており、全固体電池の出力密度を大幅に向上させた最新の電池セルを公開した。この他、プラグインハイブリッド車(PHV)やEVへの充電の利便性を高める非接触充電の取り組みも紹介した。非接触充電の技術については、実際の使用環境での性能を評価するために、2013 年に愛知県豊田市で実証実験を実施予定。

参考:環境用語集 - エコカー

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