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関電工、風力・太陽光・小水力発電事業に参入 

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関電工は、再生可能エネルギーを利用した発電事業へ本格的に進出すると発表した。風力発電事業会社を買収するとともに、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設やマイクロ水力発電設備の開発に着手する。

風力発電事業会社の買収については、日本風力開発が保有する銚子風力開発(千葉県銚子市)の発行済株式の90%を平成24年10月31日付で取得する。株式取得価額は約18億円。

銚子風力開発は、発電設備容量2万2,500kW(1,500kW×15基)の風力発電を運営する。同社は、風力発電設備の施工について、銚子風力開発が保有する15基の風力発電設備を含め、昭和58年以来これまでに29地点311MWに及ぶ実績を有している。また、平成22年2月には石川県輪島市で稼働中の風力発電事業会社への出資を行っている。

メガソーラーの開発については、埼玉県白岡市に1.5MWメガソーラーを建設し、同社として初めての太陽光発電事業を行う。建設費は約5億円。メガソーラーの発電設備容量は1,500kW(1.5MW)、年間発電電力量は1,643MWhを見込む。敷地面積は2万5,000m2。平成24年11月に着工し、平成25年5月に運転を開始する予定。

同社は、昭和56年に太陽光発電システムを設計・施工して以来、これまでに100箇所以上、合計10MWを超える太陽光発電設備工事に携わり、設計・調達・施工のノウハウの蓄積を有しており、今回のメガソーラーの建設に活用する。

マイクロ水力発電設備の開発については、より低コストで発電効率の高いマイクロ水力発電用の水車のランナ(羽根車)の開発・実証事業を実施するに当たり、今後関係箇所と協議し許認可手続きを経た上で、山梨県大月市にマイクロ水力発電所を新設する。事業総額は約3億円。マイクロ水力発電の発電設備容量は140kW、年間発電電力量は612MWhを見込む。平成26年12月の運転開始を予定している。

開発・実証事業は、田中水力、平和産業、早稲田大学と共同で、平成27年度まで実施する予定。同事業は、平成24年度小水力発電導入促進モデル事業における、補助金交付の決定を受けている。なお、開発・実証事業の終了後は、当発電所にて発電事業を行う予定。

同社は、5月14日に発表した中期経営計画(平成24~26年度)において、事業維持基盤である総合設備工事業の深化を図るとともに、更なる発展に向けて事業領域を拡大することにより、強靭な経営体質の確立を目指す方針を示している。こうした取り組みの一環として、再生可能エネルギーによる発電事業へ本格的に参入することを決めた。

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