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サンテックパワー、太陽光発電モジュールのPID耐性を証明

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サンテックパワー、太陽光発電モジュールのPID耐性を証明

サンテックパワーは、国際的な試験・認証機関のひとつであるVDEで実施された最新の試験において、同社の単結晶および多結晶の太陽光発電モジュールがPID(電圧誘起出力低下)に対して高い耐性があることが立証されたと発表した。

同社は、この試験結果を受けて、激しい競争が続く太陽電池の世界市場の中で、単に低価格にこだわるのではなく、世界最高水準の生産工程管理と品質管理を徹底し、顧客が長期間安定した発電性能を維持しクリーンなエネルギーを享受できるよう注力し続けていく考えを示した。

今回のPID試験の手順は、世界有数の第三者認証機関である独テュフ ラインランドによって推奨されている検査方法に従って実施された。まず、試験に先立ってモジュールの電気特性の測定および電界発光(EL)イメージング検査で試験前の性能確認を行った。次に、モジュール表面とフレームをアルミホイルで覆った状態で温度25℃湿度75%の環境下において168時間連続で1,000Vの直流電圧をモジュールに与えた(印加)。その後、再度電気特性の測定とELイメージング検査を行うことで、試験前の性能に比べ劣化や欠陥などがないかを確認した。同社のモジュールはこの試験において著しい劣化は見られず、問題なく出力レベルを維持することが立証された。

PID(電圧誘起出力低下)は、太陽光発電モジュール内のセルと接地されたフレームとの間に、高電圧がかけられた状態で温度や湿度などの外部要因が加わった場合に、まれに生じることがある出力低下現象のことをいう。太陽光発電システムは様々な厳しい環境下で使用されるため、環境負荷に起因する性能劣化への信頼性が重視される。PIDに対する高い耐性は、その信頼性を担保するひとつの指標とされている。ドイツの太陽光メーカーのQセルズ、京セラパナソニックも、社内及び第三者機関で検証した結果により、自社の太陽光モジュールがPIDに対して高い耐性を有することを実証したと発表している。

サンテックパワーは2001年に中国無錫で設立され、2005年にニューヨーク証券取引所に株式を公開した。日本市場を開拓するために、太陽光発電モジュール製造販売で長年の実績を持つMSKを傘下に収め、2009年6月にサンテックパワージャパンを発足している。太陽光発電モジュールの生産量・出荷量は2010、2011年度の2年連続世界第1位。世界80か国以上の国で事業を展開し、2012年8月時点で累積設置量は7GWを超えている。

【参考】
ニュース - パナソニック、HIT太陽電池モジュールの高いPID耐性を実証(2012/9/20)
ニュース - 京セラ製太陽電池モジュール、耐PID試験で出力低下ゼロ(2012/7/30)
ニュース - Qセルズ、欧州最大の研究機関が同社モジュールの耐PID性能を保証(2012/6/25)

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