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自動車部品の世界市場調査 2025年にはアルミ合金・プラスチックの需要拡大か

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自動車部品の世界市場調査 2025年にはアルミ合金・プラスチックの需要拡大か

富士経済は、ガソリン車、ディーゼル車のさらなる技術開発で環境規制に対応する自動車の基幹部品・部材関連の世界市場を調査し、その結果を「"World-Wide"自動車環境技術関連市場実態総調査2012」として発表した。概要は以下の通り。

低燃費でハイブリッド車電気自動車並みに環境に対応する「第三のエコカー」の開発にあたっては、エンジンの燃費改善技術が重要視され、駆動系ではATの改善、そして車体の軽量化技術さらに空力構造技術の4分野が総合的に追及される。車体の軽量化も燃費改善対策に大きな役割を占め、構造変更、レーザー溶接など工法変更、そして材料置換、コスト低減、重量軽減といったメリットが追及される。これまで鉄からアルミ、さらに樹脂という置換はよく行われて来たが、今後は軽量化に加えてリサイクルの側面も考慮して材料変更が行われる。

このような代替は確実に進んでいるが、原材料のコスト高もあり大幅な代替は進まない。基本的には、スポット溶接による一体成形や工法変更によるボディコストの低減、複数部材(金属プラス樹脂)の複合成形などの工法変更による軽量化と材料変更による軽量化が並行して進むと見られる。

注目の車体軽量化部材としては、「アルミニウム合金」と「エンジニアリング・プラスチック」が挙げられる。「アルミニウム合金」は、2025年には2011年比151.5%の50億円になる見込み。特にエンジンではシリンダヘッド、エンジンブロック、シリンダヘッドカバー、エンジン用フードなどの軽量化に大きく貢献する。

また、100℃以上の環境下でも引っ張り強度と曲げ弾性率を保つ「エンジニアリング・プラスチック」は、2025年には2011年比174.2%の1兆510億円になる見込み。中国、インドなど新興国の自動車生産台数の増加や、車体軽量化が期待されることから、需要拡大が期待されている。

環境規制対応主要部品12品目は、2025年には2011年比192.7%の6兆4,727億円になる見込み。そのうち「ガソリン直噴エンジン」は、混合器圧縮エンジンに置き換わりシェアを伸ばし、2025年には11年比6.2倍の3,662万台の予想。無段変速機「CVT」は、HVの普及に伴い導入が増加し、2025年には11年比189.4%の1兆2,500億円を予測している。

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