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インターコム、IEEE1888関連装置の相互接続試験に成功、省エネ管理サービスを加速

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GUTPの相互接続試験に提出したインターコムの装置とIEEE1888システムの概念図

GUTPの相互接続試験に提出したインターコムの装置とIEEE1888システムの概念図

コンピューターソフトウェア開発会社のインターコムは、ビルのエネルギー管理システム(BEMS)やスマートグリッド向けの国際標準的な通信規格であるIEEE1888技術を用いた省エネプロジェクト「東大グリーンICTプロジェクト(GUTP)」が実施したIEEE1888対応機器の相互接続試験に、現在開発中のIEEE1888ゲートウェイ装置を提出し、相互接続検証において成功を確認したと発表した。

今回のGUTPの相互接続試験には、合計12の企業・大学で開発されたおよそ30種類のIEEE1888通信機器、およびその周辺装置が参加し、10月17日・18日に行われた。これらの機器・装置は、スマートグリッドを想定した次世代BEMSの実現に欠かせないものとして、将来的に大きな普及が見込まれている。

同社が提出したのは、開発中のIEEE1888ゲートウェイ装置「仮称:IEEE1888 MaLion GW(アイトリプルイーイチハチハチハチ マリオンゲートウェイ)」。ゲートウェイ装置は異なる通信手順(プロトコル)が混在するシステムやネットワークを相互に接続するための装置。

本装置は、情報漏洩対策やIT資産管理を実現するソフトウェア「MaLion(マリオン)」で収集した組織内のPCや複合機といったIT機器の稼働ログ、および環境センサーで収集した電力・温度・湿度・二酸化炭素の運用ログを、クラウド上のIEEE1888システムに格納するゲートウェイ装置。また、IEEE1888システムに格納したこれらのログデータを基に、各IT機器の消費電力量を可視化するアプリケーションを同試験に提出した。

同社では、今後は、「IEEE1888 MaLionGW」の商品化に加え、クラウド上のIEEE1888システムに格納したログデータのクロス分析の手法をさらに発展させ、消費電力量をはじめとする様々な省エネ情報の可視化を行うアプリケーションを開発・商品化していく計画だ。さらに可視化された省エネ情報を利用して、オフィス内の空調機器や照明機器、IT機器などを一元管理・制御する仕組みについても開発を進めていくとしている。

GUTPは、東京大学が、2008年6月9日に発足させた「グリーン東大工学部プロジェクト」を、2010年4月1日に全学の活動として再組織。以降は、多くの企業と産学連携コンソーシアムを構成し、ITによる省エネとIT環境自体の省エネの両立の実証等に取り組む。

IEEE1888は、IEEE(米国電気電子学会)が策定した国際標準的な規格で、ビル設備やエネルギー情報のIT化およびクラウド連携を促進する技術として、エネルギー関連のベンチャー企業などによって利用されている。

【参考】東大グリーンICTプロジェクト

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