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国内パワコン市場、産業用需要拡大により2013年には1,200億円規模へ

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国内パワコン市場、産業用需要拡大により2013年には1,200億円規模へ

富士経済は、今年4月から10月にかけて、太陽電池の製造装置及び製造工程で使用される消耗品の世界市場に加え、固定価格買取制度(FIT)導入で関心が高まる国内の太陽光発電システム関連市場を調査し、主要参入企業の分析を行った結果を「2012年版 太陽電池関連技術・市場の現状と将来展望 下巻」にまとめて報告した。

これによると国内のパワーコンディショナ市場はFIT施行により産業用の需要が急増し、2011年の実績は500億円、2012年の見込みは728億円、2013年予測1,200億円へ拡大すると予測している。

太陽光発電システムの導入量は拡大傾向が見込まれ、出力ベースでは太陽電池の販売量は増加が予想されるものの、需要量を大幅に上回る太陽電池が生産されていることから、供給過剰で太陽電池価格が下落し、2012年は金額ベースでは市場縮小が見込まれる。

太陽電池の生産量については、2011年の半ばから供給過剰感が顕在化してきた太陽電池が生産調整へと転じ、2012年は緩やかには戻りつつも、依然として厳しい状況が続いている。2012年の部材・原料・消耗品・製造装置の市場は縮小が見込まれる。

一方、パワーコンディショナを主とする周辺機器の市場は、受注生産が多く、在庫過多による単価下落は少なく、将来はアフターメンテナンスによる更新需要も見込まれることから、今後も安定して市場拡大すると予測している。

パワーコンディショナの市場

製造装置については、新たな設備投資はほぼ止まり、受注残はあるものの出荷延期などが起こっており消化の時期が見えていない。全体として市況が回復してくる時期は一部例外を除き、2012年後半の米国や中国、韓国、日本などでの、選挙後/体制変更後を予測。世界景気が不安定さを増す中で、次期政権による景気刺激策が期待される。

製造装置用消耗品については、2011年半ば頃から太陽電池の需要が低迷しており、2012年は確保した在庫の消化を待つ状況。需要低迷により単価も下落しており、消耗品合計の市場は縮小が予測される。

なお、同報告書は、変化の激しい太陽光発電関連ビジネスの俯瞰を目的に太陽電池に関連する市場を2回に分けて調査したもので、世界の太陽電池及び部材/原料、周辺機器の技術・市場の動向については「2012年版 太陽電池関連技術・市場の現状と将来展望 上巻」にまとめて発表している。

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