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にっぽん丸、客室照明をLED化

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三菱重工業は、「にっぽん丸」の回収・修繕工事において、通常の法定検査に加え、客室へのLED照明導入や最新の調理施設への更新などの省エネ化および顧客サービス向上のための工事を行うと発表した。

近年のアジアクルーズ市場の拡大に伴い、国内外の各クルーズ会社間における差別化や顧客ニーズ対応の重要度が従来以上に高まっている。同社は、クルーズ客船の改装・修繕事業を強化する考えで、「にっぽん丸」の客室照明のLED化はその強化策のひとつとして実施する。

今回、同社は商船三井客船(東京都港区)、日本チャータークルーズ(東京都港区)から「にっぽん丸」および「ふじ丸」の改装・修繕工事を受注した。両船の工事は、船舶の安全性確保と乗客の快適性向上をはかるための中長期的な保船計画に沿って、2010年に「にっぽん丸」の大改装を行った同社横浜製作所にて行われる。「ふじ丸」は12月14~26日、「にっぽん丸」は1月15~27日の工事を予定している。

2隻とも同社神戸造船所の建造船。「ふじ丸」は戦後の日本で初めて建造されたクルーズ客船で1989年に就航。長さ167m、幅24m、総トン数2万3,235トンで、客室数は163室。最終改装は2005年。「にっぽん丸」(3代目)は1990年に就航し、長さ166.65m、幅24m、総トン数2万2,472トン、客室数202室。

同社は、船舶改修専門拠点として、国内で唯一欧米のクルーズ客船の修繕・改装工事実績を持つ横浜製作所と、国内で唯一の海外クルーズ会社向けの客船建造実績を持つ長崎造船所の2拠点を有する。両拠点の人員、設備、蓄積技術を有効活用することにより、クルーズ客船の改装・修繕分野でも、競争優位の体制を築いていく。

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