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スマートハウスの認知率は前年1.7倍の68.2%、自宅エネルギー見える化は66%が希望

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スマートハウスの認知率は前年1.7倍の68.2%、自宅エネルギー見える化は66%が希望

博報堂スマートグリッドビジネス推進室は、2012年8月と10月に第3回「スマートグリッドに関する生活者調査」を実施した結果について、速報をとりまとめ発表した。

「スマートグリッド」についての認知は50.3%で、昨年の51.0%と比べてほぼ横ばいとなった。一方、関連商品別では、スマートメーターとスマートハウスの認知率がアップし、それぞれ60.4%、68.7%となった。また、「自宅のエネルギー消費量を把握しておきたい」と回答した人は66.3%と3分の2に達した。

スマートグリッド関連語の認知率

スマートハウスの認知率は、昨年より28.5ポイントアップの68.7%(前年の1.7倍)に。また、昨年認知率が5割(49.8%)に達していなかった「スマートメーター」は前年の1.2倍の60.4%となった。「スマートメーター」や「スマートハウス」などが生活者にとって身近な存在になってきたと捉えている。

関連商品への興味関心については、認知率の上がっているスマートメーター、スマートハウスについては興味関心度が昨年に比べてアップしていたものの、その他についてはほとんど変わらないが微減となった。震災直後の節電意識の高まりに対して、今年は生活者の関心もそれほど大きくなかったと考えられる。

スマートグリッド関連商品の導入状況

スマートグリッド関連商品の導入状況を調べたところ、「太陽光発電」が4.56%、電気自動車が0.48%、家庭用蓄電池が0.43%、スマートハウスHEMS導入住居)が0.1%だった。それぞれの導入時期を聞いたところ、2009年ごろから右肩上がりに上がってきていることがわかった。

また、スマートグリッド関連サービスを導入した人に、導入するきっかけを聞いたところ、経済的な理由が多くあったものの、機器ごとに違う理由で導入されている様子があきらかになった。

「太陽光発電システム」は「電気代がお得になることを知ったため」(44%)、「導入価格が下がってきていることを知ったため」(44%)が上位となった。

一方、「家庭用蓄電池」は「防災に対する意識が高まったため」(30%)、「節電に対する意識が高まったため」(28%)が1、2番目に多く、経済面よりも、エネルギーの防衛意識が強く出ていた。

スマートハウスは導入者が少ないものの、「自宅の新築・リフォーム」がきっかけに。電気自動車は「補助金制度」や「性能品質が向上していることを知ったため」など、詳しい情報を得たことがきっかけになっていた。メディア情報や友人からの推薦、広告などが上位に挙がってきているのも特徴的だった。

自宅のエネルギーコントロールについて

「自宅のエネルギーコントロール」について聞いたところ、「自宅のエネルギー消費量を把握しておきたい」人は66.3%と3分の2に。また、エネルギーのコントロールの方法については、「できる限り自分の意思でコントロールしたい」は56.9%と過半数を超える一方で、「多少お金をかけても自動でコントロールしたい」(19.4%)、「モバイル機器などにより屋外からでもコントロールしたい」(20.3%)という結果となり、先進の技術についてはまだ受け入れる準備ができている人は多くないことがわかった。

しかし、年代別でみてみると、「モバイル機器によるコントロール」は20代では35.3%と全体平均よりも10ポイント以上高くなり、若い人を中心に次世代のスマートグリッド技術を受け入れる素地があると指摘する。また、「自宅のエネルギーは使いたいときに使いたい」人も60.3%を占めた。

今回の調査は、全国を対象にスクリーニング調査と詳細調査の2回を行った。8月の調査対象はスクリーニング調査9367 名(20~60 代男女)、詳細本調査計1,000名男性500名、女性500名。10月の調査対象はスクリーニング20~60代男女合計4万9,466名、機器導入者調査20~60 代男女484名。調査方法はインターネットアンケート調査。

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