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神奈川県に日本初のガソリンスタンド一体型水素ステーション

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神奈川県に日本初のガソリンスタンド一体型水素ステーション

JX日鉱日石エネルギーは、ガソリン計量機と燃料電池自動車(FCV)への水素充填機を並列設置した水素供給拠点を、ENEOSサービスステーションDr.Drive海老名中央店(神奈川県海老名市)内に「海老名中央水素ステーション」を開所した。

同水素ステーション開設は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と水素供給・利用技術研究組合(HySUT)の共同実証事業の一環。ガソリンスタンド敷地内での水素充填は日本初。

供給する水素は、ガソリンのサプライチェーンと同様、製油所などで大量・効率的に製造した水素を輸送し、ステーションで蓄圧器(ボンベ)に貯蔵するオフサイト方式を採用。同方式は、FCVの本格普及期における水素の大量供給を想定したもの。

JX日鉱日石エネルギー 水素ステーション実証事業の流れ

ステーションの水素供給設備は、「ダウンサイジング・省スペース化」「ローコスト化」を目指して新たに開発したパッケージ型設備を採用。同設備は、工場で機器・配管一式を標準規格コンテナ内にセットしたもの。現場での設置工事期間短縮とコスト削減が可能で、今後の水素ステーションの建設コストの低減につながることが期待されている。

同水素ステーションでは、商用運用を想定し、場所の選定からレイアウト設計、設備仕様検討、許認可手続き、建設に至るまでの一貫した実証を行う。2012年の一般高圧ガス保安規則の改正により、市街地への高圧圧縮水素スタンドの建設が可能となったことを受け、ガソリンスタンド敷地内に水素充填設備を設置した。

今回、建設・運営を手がけるJX日鉱日石は、今後、供給インフラに関する技術検証を行うとともに、運営ノウハウの蓄積を図ることで、ガソリンスタンドにおける水素供給事業の早期確立を目指す。今年5月には、愛知県名古屋市に、同社が建設・運営を手がけるガソリンスタンド一体型水素ステーション「神の倉水素ステーション」も開所予定。

NEDOは、同水素ステーションで充填試験等を通して実証データの取得を行う。今後は「とよたエコフルタウン水素ステーション(愛知県豊田市)」「神の倉水素ステーション」においても実証データ取得を行う予定。

【参考】
NEDO - 日本初、ガソリンスタンド一体型水素ステーションが開所

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