日本ガイシ、イタリアの電力系統に大容量蓄電池システムを供給
日本ガイシ(名古屋市)は、イタリアの大手送電会社 テルナ(Terna)社と、電力貯蔵用「NAS(ナトリウム硫黄)電池システム」の供給に関する基本契約に合意したことを発表した。
テルナ社との基本契約は、同社がイタリア国内の送電系統に導入するNAS電池システムを、最大で出力7万kW(7時間放電で容量49万kWh)供給するもの。このうち初回分として3万5千kW(同24万5千kWh)のNAS電池システムを、約1億ユーロで受注する予定。これは欧州で初めて電力系統に大容量蓄電池が導入される案件となる。
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