> > 心臓ペースメーカー、電気自動車の充電器に近づくと影響 厚労省が注意喚起

心臓ペースメーカー、電気自動車の充電器に近づくと影響 厚労省が注意喚起

記事を保存
心臓ペースメーカー、電気自動車の充電器に近づくと影響 厚労省が注意喚起

厚生省は、電気自動車の充電器による埋め込み式心臓ペースメーカーへの影響について、関連事業者及び医療関係者に対して注意を呼びかけた。

これまで携帯電話、電子商品監視装置(EAS)、IH式家電等の電磁波による心臓ペースメーカー等の植込み型医療機器への影響が検証されている。今回、電気自動車の充電器が心臓ペースメーカー等に及ぼす影響について検証試験を実施した。

今回行われた検証試験は、国内で供給されているタイプの普通充電器と急速充電器による影響試験で、対象は埋め込み式心臓ペースメーカーの3タイプ25機種となっている。

埋め込み式心臓ペースメーカーが人体内部で作動する疑似状況下において、充電器を密着させ、影響があった場合、一定間隔で距離を遠ざけ(各測定距離とも30秒間程度保持)、影響が認められなくなる最小距離(最大干渉消滅距離)を測定。

この検証試験により、10機種以上の急速充電器並および普通充電器が、心臓ペースメーカーへ影響を及ぼす事がわかった。また、最大干渉消滅距離は急速充電器にて53cm,普通充電器にて12.5cmであることが確認された。

厚生省は、医療関係者及び心臓ペースメーカーの利用患者に対して、充電器に密着しない事や、不用意に近づいた場合でも速やかに離れることで影響は回避されるとしている他、心臓ペースメーカーの製造販売業者に対しては、「使用上の注意」に電気自動車の充電器に対する注意を明記するよう指示している。

また、経済産業省および国土交通省の協力のもと、充電器や電気自動車の製造販売業者に対し、充電器が心臓ペースメーカーに与える影響について購入者に周知すること、市中で患者が容易に危険性を認識できるよう、充電器の分かりやすい位置に注意喚起の表示を貼付するなとの対策の実施を促している。

【参考】
厚生労働省 - 電気自動車の充電器による植込み型心臓ペースメーカ等への影響に係る使用上の注意の改訂について

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.