熱電発電(温度差発電)、10kW級の発電に成功 製鉄所の排熱利用で

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※画像はイメージです
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JFEスチールは、今年3月から東日本製鉄所(京浜地区/川崎市)で実施している排熱を利用した熱電発電技術の実証試験について、計画通りの発電出力が得られ製鉄所内で有効利用できることを確認したと発表した。

同実証試験は、製鉄所の連続鋳造設備に設置した熱電発電システムを用いて、スラブ(圧延用半製品鋼塊)から放出されるふく射熱から10kW級の発電を行うもの。得られた電力は、パワーコンディショナを介して直流から交流に変換後、既存の配電線に接続し、所内設備の電源として利用する。同規模の熱電発電の実証試験は世界初。

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