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出光興産など、秋田の国立公園と北海道で、地熱発電に向けた掘削調査を開始

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出光興産など、秋田の国立公園と北海道で、地熱発電に向けた掘削調査を開始

出光興産、国際石油開発帝石、三井石油開発は、地熱発電に向け2011年に地表調査を実施した北海道阿女鱒岳地域(赤井川村)および秋田県小安地域(湯沢市)において、第二段階の調査として、構造試錐井の掘削を開始すると発表した。

栗駒国定公園内にある秋田県小安地域での採掘調査は、2012年3月に、国が国定公園での地熱発電の開発について規制緩和して以来、初となる。

構造試錐井は、地熱開発のために行われる地質・地熱構造解明を目的として掘削される坑井をいう。今回の調査では、構造試錐井の掘削により、地質構造、地下の温度、透水性などを調査する。

北海道阿女鱒岳地域の掘削スケジュールは、7月16日~10月上旬で、掘削深度は2,000メートル(AME-1号)。秋田県小安地域(栗駒国定公園内)の掘削スケジュールは7月25日~11月上旬で、掘削深度は1,800メートル(OYE-1号)、1,700メートル(OYE-2号)。

今後、2015年度までに、両地域において構造試錐井を数坑掘削し、その結果をもとに第三段階の調査(試験井掘削、生産・還元試験、貯留層能力評価、環境調査)移行を判断する。

地熱発電は、地下深部の調査等が必要なため、開発から運転開始までのリードタイムが10~20年と長い。また、地元温泉事業者等との調整、多くの有望地熱開発地域が自然公園地域内に賦存するため自然公園法等の関係法令の諸規制などもあり、開発リスク・開発コストの高さが課題となっている。そのため、1999年3月に八丈島地熱発電所が運転を開始して以降、新規立地が進んでいない。

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