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風力発電関連の特許件数 in 中国 三菱重工が5位 中国勢躍進

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パテント・リザルトは、中国において2013年6月末までに公開された風力発電関連の特許と実用新案1万4,949件を対象とし、参入企業の出願件数を集計した結果を公表した。

集計の結果、1位はGENERAL ELECTRIC(US)で575件、2位はVESTAS WIND SYSTEM(DK)で266件、3位はSIEMENS(DE)で256件となった。日本企業としては5位に三菱重工業が146件でランクインした。

また、2008年と直近の順位を比較すると、中国国内の企業が直近で上位にランクインしていることが分かった。中国企業による出願が直近で伸びていることから、今後も現地企業の伸びが加速するものと予想している。

1位のGENERAL ELECTRICは、2006年ごろから中国において急速に出願件数を伸ばしている。同社は、2005年に中国における大型風力発電プロジェクトを受注したほか、2010年には中国の発電設備大手「ハルビン動力設備有限公司」の子会社と合弁会社を設立するなど、中国内において風力発電事業に積極的に取り組んでいる。総出願件数は2位VESTASの2倍以上と他社に大きく差を開けており、特許出願状況からも中国における風力発電事業に注力していることがうかがえる。

2位のVESTASはGENERAL ELECTRICと並び、世界の風力発電のシェアトップ(2012年単年)の企業。同社は1986年から中国で風力タービンを設置しており、中国における主要な風力発電事業社となっている。出願件数は2005年ごろから大きく伸びている。

3位SIEMENSは特に2009年ごろから出願件数を伸ばしており、2008年では6位であったのが、直近では3位に浮上している。

日本企業としては、三菱重工業が唯一10位以内にランクインした。同社は2005年ごろから出願件数を伸ばし、2007年には中国の電力会社、寧夏発電集団傘下の呉忠儀表股分有限公司に対して技術供与を発表、中国での風力発電事業に参入している。

世界風力エネルギー会議 (GWEC:Global Wind Energy Council)の報告によると、2012年末における全世界の風力発電累積設備容量は、前年比約19%増加の28万2587MWに達し、今後も伸びが期待されている。中でも中国での導入が加速しており、累積設備容量は日本の約30倍に上るといわれている。そこで、パテント・リザルトは、今回の調査を実施した。パテント・リザルトは、特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供などを手がけている。

【中国 風力発電関連技術 出願件数トップ10】

直近順位 2008年末
順位
企業名 件数
11GENERAL ELECTRIC [US]575
22VESTAS WIND SYS AS [DK] 266
36SIEMENS AG [DE] 256
4-GUODIAN UNITED POWER TECH CO [CN] 158
54MITSUBISHI HEAVY IND LTD [JP]146
626SINOVEL WIND GROUP CO LTD [CN]145
73WOBBEN ALOYS [DE] 99
8-SANY ELECTRIC CO LTD [CN] 96
915GUANGDONG MINGYANG WIND POWER
INDUSTRY GROUP CO LTD [CN]
87
105LM GLASFIBER AS [DK] 69

※「―」は2008年時点で上位50社のランク外。

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