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茨城県の分譲型太陽光発電所が完売 7050万円を市民ファンドから調達

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茨城県の分譲型太陽光発電所が完売 7050万円を市民ファンドから調達

市民出資型の太陽光発電所の建設を進めているゼック(東京都中央区)は、鹿島灘2号太陽光分譲ファンドが141口、7,050万を完売し、茨城県鉾田市において、太陽光発電所の建設を開始すると発表した。

同社では、再生可能エネルギー全量買い取り制度を市民ファンドという形で一般市民が活用し、メリットの享受ができるよう、年間2MWの発電所建設を目指して開発を進める予定。

今回建設する鹿島灘2号太陽光発電所は、7月1日に発電を開始した1号太陽光発電所と同様、48KWを4基、計192kWで構成される。鹿島灘2号太陽光分譲ファンドは、5月10日に募集を開始し、8月13日に募集を完了した。全口数の応募、契約を得て42名との契約を完了した。平均出資額は168万円だった。

太陽光分譲ファンドとは「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を利用して大型太陽光発電所に投資をした人が、売電収入を原資とする配当を出資割合に応じて平等に受ける事ができる金融商品。ゼック(Zero Energy Company)は、太陽光発電投資の太陽光分譲ファンドでゼロエネルギー社会の実現を目指している。

同社では、今回のファンド募集にあたり、市民出資により発電所を建設、売電収益を市民に還元するという考えに基づき、一般市民に広く理解してもらい、出資してもらうため、鉾田・水戸・つくば・東京にて数多くの説明会を実施。また広く全国に告知するためインターネットの活用や新聞広告などを行った。

同社では、今回の出資者居住地別募集結果を取りまとめている。それによると、茨城県、東京都、神奈川県在住が多く、説明会に参加した人が出資する率が高くなっていることがわかった。

説明会ではファンドの説明だけでなく、日本のエネルギー事情や、再生可能エネルギーの現状、市民出資で発電所を建設する意義や経済効果など幅広く説明することで、市民ファンドへの理解が深まり出資につながったと捉えている。

また、茨城県在住者からの出資が一番多くなったことの意義は大きく、地域市民による出資が分配金として地域住民に還元され地域の活性化につながるものと期待される。一人当たりの出資額も168万円と1号ファンド128万円と比べると1.31倍となり、1号発電所が売電を開始しているといった実績が評価されたものと考えている。

3号ファンドに関しては現在最終調整段階に入っており、9月中旬には発表する予定。

【参考】
ゼック、市民ファンドで個人にもメリット、茨城県に太陽光発電所を建設(2013/1/29)

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