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NEDOの二次電池ロードマップが発表 2020年には約2万円/kWh以下を目指す

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NEDOの二次電池ロードマップが発表 2020年には約2万円/kWh以下を目指す

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、自動車用及び定置用二次電池の市場拡大のための指針「NEDO二次電池技術開発ロードマップ2013」を策定した。

市場の拡大が見込まれる「定置用二次電池」については、用途別にコスト及び寿命目標を明確に設定、「自動車用二次電池」については、最新の情報をもとに性能やコストなどの目標を更新、「電池材料マップ」については、新たな材料の追加や材料特性データの更新を行い、大幅に改訂された。策定のポイントは、以下の通り。

【1】市場拡大が予測される「定置用二次電池」の内容を充実

「定置用二次電池」について、用途ごとにコストと寿命目標を定めるとともに、種々の二次電池の特長や技術課題を記載した新たなロードマップを策定し、今後の技術開発の方向性を明確にした。

【2】最新の情報を基に「自動車用二次電池」の目標を更新

プラグインハイブリッド自動車電気自動車など次世代自動車の普及拡大を目指し、最新の情報をもとに性能及びコスト目標を更新するとともに、新たに寿命目標も記載した。

【3】材料マップに最新の研究成果を反映

リチウムイオン電池の材料マップと革新電池のマップについて、新たな材料の追加、材料特性データの更新など、最新の研究成果を反映した。

NEDOは、今後の需要にマッチした二次電池の技術開発が産学官の協調のもとで効率的に推進され、我が国関連産業が国際競争力を維持・向上させていくために「二次電池のロードマップ」を策定しており、これまで2008年版、2010年版が公開されている。

2008年版では、将来の普及が期待される自動車用二次電池や電池材料について、2010年版では、民生用、産業用を追加し、二次電池に要求される特性を年代毎に示している。今回は、これまでのロードマップを再編し、定置用、自動車用及び電池材料を対象に作られた。

今後、普及拡大が期待される再生可能エネルギーは出力が不安定で、それらが大量導入された際には電力系統に生ずる余剰電力や周波数変動などの問題への対策が必要となることから、低コストで長寿命の系統用二次電池への期待が高まっている。同様に、街・地域におけるエネルギーの有効利用、工場・ビル・家庭における電力コストの抑制、及び災害による停電時のバックアップ対策等に使用する需要家用二次電池への期待も高まっている。こうした種々の用途におけるニーズの高まりを受け、定置用二次電池の用途分類を細分化した今回のロードマップが策定された。

【参考】
NEDO - 「NEDO二次電池技術開発ロードマップ2013」策定

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