埼玉県、全国で初めて地域EMSを使った行政情報配信の実証事業

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※画像はイメージです
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埼玉県は、埼玉エコタウンである東松山市とともに、大和総研ビジネス・イノベーションと協働し、地域EMSの構築に向けた第一歩として、HEMS(家庭内エネルギー管理システム)を活用した行政サービス提供の実証実験を開始する。実施地域は、東松山市重点実施街区(市の川土地区画整理事業地 約350世帯)及び東松山駅前商店街を中心とする地域(現時点で重点実施街区44世帯にHEMS導入済み)。このような実証事業は全国初。

具体的には、HEMSを通じて各家庭のエネルギーの使用状況を分析し、家庭ごとの属性に応じた情報提供の効果と、効率的な行政サービスの在り方を検証。例えば、子育て世帯には保育所情報をタイムリーに提供したり、高齢者世帯には医療・介護情報の提供や見守り支援を行ったりすることが可能になる。また、提供する情報も商店街の情報や地域の防犯情報など多様な分野にわたって拡大させて、住民サービスを向上させる。

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