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三菱商事、英国で世界最大洋上風力発電所からの電力を海底送電事業に参画

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三菱商事、英国で世界最大洋上風力発電所からの電力を海底送電事業に参画

三菱商事は、英国の洋上風力発電所「ロンドンアレイ」からの電力を海底送電し、陸上に届ける送電事業を開始すると発表した。同社は英パートナー企業とともに本事業権を取得し、今後、20年間送電事業を運営していく。

同社は今般、英国のインフラ投資会社であるBarclays Infrastructure Funds Management(BIF社)と共同で、海底送電資産ロンドンアレイの事業権を取得した。同資産取得のためのファイナンス手続きが9月11日に終了、以降20年間に亘って送電事業を運営していくこととなる。

同資産は英国南東部沖合約20kmの洋上に位置するロンドンアレイ洋上風力発電所と英国南東部ケント州を結ぶ資産規模約700億円(460百万ポンド)の海底送電設備。なお、ロンドンアレイ洋上風力発電所の発電容量は63万kWで、稼働中の洋上風力発電所では世界最大となっている。

丸紅は2011年11月の英国「ウォルニー1」海底送電資産の事業権取得を皮切りに、これまで、英国とドイツにおいて、7つの海底送電資産を取得し、送電事業の運営に参画している。今回のロンドンアレイ海底送電資産取得に伴い、同社が英国で保有する海底送電資産は4資産となる。ドイツ分と併せて欧州で8カ所の海底送電事業を運営することとなり、総送電距離は約900km、総送電容量は400万kWの規模となる。

また、保有資産の拡大に伴い、同社は欧州地域における送電資産の更なる効率的な運営を目指し、英国に100%子会社であるダイアモンド・トランスミッション・コーポレーション社(Diamond Transmission Corporation Limited:DTC社)を設立、DTC社を欧州送電事業の統括会社と位置付け、同社に欧州地域送電資産を集約する。

欧州では、2020年までに約5,000万kWの洋上風力発電を稼働させる計画がある。また、再生可能エネルギーの増加に伴い送電系統の安定化は、益々重要となると考えられる。同社は、上記の実績と運営ノウハウを踏まえ、欧州にて更に事業を推進しながら、今後洋上風力発電を始め再生可能エネルギーの普及が期待される北米やアジアでの海底送電事業の横展開を図りつつ、送電系統安定化に資する事業への展開も視野に入れていく考えだ。

同社は、経営戦略2015で、非資源分野では2020年頃に連結純利益の倍増を目指し、複数の規模感のある強い事業を創るという成長イメージを打ち出している。

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