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電気自動車の蓄電池をHEMSに連携 名大とデンソーが共同開発・実証実験へ

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電気自動車の蓄電池をHEMSに連携 名大とデンソーが共同開発・実証実験へ

開発するシステムの概要
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名古屋大学とデンソーは、車載蓄電池をエネルギー管理システム(EMS)に組み込むことで、家庭内の電気代の削減に寄与するシステムを開発すると発表した。本システムは、電力需要と車利用の予測モデルに基づき、電気自動車プラグインハイブリッド車に内蔵される車載蓄電池の充放電を効率的に制御する、モデル予測型エネルギー管理システムを開発するもの。

さらに、経済産業省が推進している「次世代エネルギー・社会システム実証事業」の一つである「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」において、2013年10月から2014年3月にかけて本システムの実証実験を実施すると発表した。続いて、実証実験の結果を踏まえ、事業化の検討を行う。

本システムは、家庭内の消費電力、太陽光発電量、車の利用履歴等のデータを計測し、それを基に電力需要と車利用の予測モデルを組み立てる。この予測モデルに基づいて、車載電池の充放電をリアルタイムに制御し、購入価格の高い時間の電力購入量を削減し、価格の安い時間の購入量を増やすことで電気代を削減する。

車載蓄電池はEMSへの接続(駐車時)とEMSからの離脱(走行時)を繰り返す特殊な蓄電池とみなせることから、その有効利用のために駐車時間帯の予測や家庭内の電力需要に応じた車載蓄電池の充放電制御などの課題がある。そのような課題に対応するために、2010年から、名古屋大学が保有するモデル化・予測・最適化技術とデンソーが保有する車載蓄電池から家庭へ電力を供給する(V2H)技術を融合させ、本システムの共同開発に取り組んでいる。

また、本開発は、2012年10月に科学技術振興機構(JST)が実施する目的基礎研究事業である戦略的創造研究推進事業(CREST)の2012年度新規採択課題の一つに選ばれた。

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