NEDOなど、排ガス浄化用の触媒材を新開発 希少金属セリウム使用量30%低減

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※画像はイメージです
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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と名古屋大学、ノリタケカンパニーリミテド、名古屋工業大学は、希少金属セリウムの使用量を30%以上低減できる「自動車排ガス浄化用助触媒材」の開発に成功した。

今回開発された助触媒材は、材料のジルコニア表面にセリウムをコーティングするコアシェル構造を採用することで、セリウムの使用量を低減。低温での触媒効果の改善により効率的な排ガス浄化も実現。さらに、この技術を応用することにより、触媒の貴金属(白金族)も使用量低減が期待できる。今後は、2016年度の実用化を目指して耐久性評価など実用化に向けての技術開発を進める。触媒性能評価用のサンプル提供も行う予定。

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