環境ビジネス編集部
最終更新日: 2013年11月01日
九州工業大学は、色素増感太陽光発電の課題であった完全封止を実現した円筒型色素増感太陽電池を開発したと発表した。今後、平面型太陽電池では設置が難しい用途の展開をはじめ、透光性と発電を両立できるため、農業用用途での展開が期待される。
今回、同大学大学院生命体工学研究科の早瀬修二教授は、次世代の太陽光発電として共同研究を進めている「色素増感太陽電池」について、ウシオ電機の協力を得て、円筒型セル構造の完全封止に成功した。電解液漏洩のない構造にすることで、高耐久性かつ低価格の色素増感太陽電池の実現が期待される。
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