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2013年の国内風力発電、新規導入量19%減 アセス対象の影響か

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2013年の国内風力発電、新規導入量19%減 アセス対象の影響か

日本風力発電協会(JWPA)は、2013年度の国内風力発電の新規導入量が、発電能力ベースで前年比15%減となるとの見通しを示した。

2013年度は、2012年10月から1万kW以上の風力発電設備が環境影響評価法(法アセス)の対象となったことの影響も加わり、2001年度以降最低の水準となる見込み。

JWPAは、1月24日に、2013年12月末の風力発電の導入実績と、2013年度(2014年3月末)推定導入量を発表した。

2013年12月末の累積導入量は2,661MW(266.1万kW)、1,922基、414発電所。2013年(1~12月)の単年導入量は、47MW(前年比19%減)、23基、11発電所だった。

2014年3月末の推定累積導入量は2,715MW(271.5万kW)、1,948基、419発電所に、2013年度(2013年4月~2014年3月)の推定単年度導入量は73MW(7.3万kW)、35基、13発電所となると見通し。

国内の風力発電:2013年度末(2014年3月末)の推定導入量

2013年度末(2014年3月末)の推定導入量

2010年度に風力発電設備に対する助成金制度が廃止されたことにより2011年度の導入量は大幅に下落した。そして2012年7月に再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)が施行されたが、助成金制度廃止の影響が尾を引いていることや系統連系の問題などがあり、2012年度も引き続き低調にした。そして、2013年度は環境影響評価法を受けて、さらに導入量が減少した。

2013年度末の累積導入量を電力会社別、メーカー別、都道府県別に推定すると、トップ5は以下の通り。

【2013年度末の推定導入量】

●電力会社別

  • 1位:東北電力 627MW
  • 2位:九州電力 435MW
  • 3位:東京電力 375MW
  • 4位:北海道電力 316MW
  • 5位:中国電力 301MW
国内の風力発電:2013年度末(2014年3月末)の推定導入量(電力会社別)

2013年度末(2014年3月末)の推定導入量(電力会社別)

●メーカー別

  • 1位:Vestas(ヴェスタス)+NEG-Micon 615MW(シェア22.6%)
  • 2位:GE Wind Energy+TACKE(タッケ) 478MW(シェア17.6%)
  • 3位:三菱重工業 352MW(シェア13%)
  • 4位:Enercon(エネルコン) 329MW(シェア12.1%)
  • 5位:日本製鋼所 219MW(シェア8%)

※Vestasはデンマーク、GE Wind Energyはアメリカ、TACKEとEnerconはドイツの風力発電機メーカー。

国内の風力発電:2013年度末(2014年3月末)の推定導入量(メーカー別)

2013年度末(2014年3月末)の推定導入量(メーカー別)

●都道府県別

  • 1位:青森県
  • 2位:北海道
  • 3位:鹿児島県
  • 4位:秋田県
  • 5位:福島県

【参考】
日本風力発電協会 - 2013年末風力発電導入実績:266,1万kW、1,922基

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