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NTTファシリティーズ、直流高圧と防草シートをメガソーラーに初導入

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NTTファシリティーズ、直流高圧と防草シートをメガソーラーに初導入

NTTファシリティーズは、茨城県土浦市に、同社初のDC1000Vシステム(直流高圧)で構成し、構築コストの低減及び発電量の増加を実現した「F土浦太陽光発電所」を竣工し、発電を開始した。

本発電所は、同社において、21カ所目の太陽光発電事業用サイトとなる。また、本サイトでは、維持管理費の低減を目的として、雑草の生育を防止し除草作業を減らすことができる防草シートを試験的に敷設した。

本発電所の設置容量は1,682kW。想定年間発電量は約1,892MWhで、一般家庭の消費電力約515世帯分に相当する。2月28日に発電を開始し、3月6日に竣工式を実施した。

電気設備技術基準では、電圧について、直流では750V以下のものを「低圧」、750Vを超え7,000V以下のものを「高圧」と区分している。

本発電所は、同社初のDC1000Vシステム(直流高圧)で構成されており、従来のDC600Vシステム(直流低圧)と比べて、ストリング(太陽電池の1直列回路)数の大幅削減、システム総合効率の向上を可能にした。これにより、さらなる構築コストの低減及び発電量の増加を実現する。

DC1000V(直流高圧)にした場合、DC600Vの場合よりも配線関連の部品点数が少なくなる

DC1000V(直流高圧)にした場合、DC600Vの場合よりも配線関連の部品点数が少なくなる
(※画像クリックで拡大)

DC1000Vシステムは、ストリングの最高直流電圧を1000Vまで高めた太陽光発電システム。高電圧化により、従来のDC600Vシステム(最高電圧600V)に比べてストリング数を最大40%削減できる。

また、パワーコンディショナ(PCS:太陽電池から発電された直流の電気を、電力系統と同じ交流の電気に変換する装置)の大容量化も行い、例えば2MWの発電サイトではPCS、PCSの収容箱(パッケージ)をそれぞれ1台削減できる。これにより、構築コストのさらなる低減を可能にした。

さらに、高電圧化により、直流配線損失の低減及びPCS変換効率の向上も実現でき、一般的には70%程度であるシステム総合効率を最高90%まで高めることが可能となる。

一般的には70%程度であるシステム総合効率を最高90%まで高めることが可能となる

一般的には70%程度であるシステム総合効率を最高90%まで高めることが可能となる

試験的に施設した防草シートも、同社発電サイト初の試みとなる。雑草の新芽や根の貫通を阻害し敷設下の雑草の光合成を妨げ雑草の生育を防止する防草シートを敷設することで、雑草による発電損失や毎年の除草費の低減が可能となる。

NTTファシリティーズは、NTTの子会社で、国が推進する自然エネルギーの普及・拡大や太陽光発電に関する更なるノウハウ獲得・蓄積を目的に発電事業を展開している。

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