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積水化学のネット・ゼロ・エネルギー住宅 2013年は13%が消費ゼロ

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積水化学のネット・ゼロ・エネルギー住宅 2013年は13%が消費ゼロ

積水化学工業 住宅カンパニーは、「太陽光発電システム(PV)ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)搭載住宅の電力量収支実邸調査(2013)」の結果を発表した。

これによると、2013年のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー住宅)達成邸(家電込み)は前年6.5%に対して13%となり、平成25年度ZEH補助金の要件である「家電の消費電力を除いたゼロエネルギー評価=ZEH(家電抜き)」による試算では約59%となった。また、ZEH(家電込み)邸の年間光熱費収支は、約12万5,000円のプラスとなった。

同社は、今後、標準的な規模の建物でもZEH(家電込み)を実現できる「スマートパワーステーション」などZEH仕様の住宅販売により積極的に取り組むことで、新築住宅では、2016年までに家電を抜いたZEHの標準化を、2020年には家電も含めたZEHの標準化を目標に取り組むこととしている。

調査結果のポイントは、以下の通り。

【1】ZEH(家電抜き+家電込み)邸は、約59%の1,015邸

昨年実施した「光熱費実邸調査(2012)」では、ZEH(家電込み)邸は調査した母集団の6.5%だったが、今回の調査では224邸となり、全体の13%となった。その電力収支は、マイナス1,253kWh/年だった。なお、ZEH(家電抜き)791邸とあわせると、ZEH達成邸は母集団の約59%。

【2】ZEH(家電込み)邸の年間光熱費収支は、約12万5,000円のプラス

今回の調査は電力量を対象にしているが、年間光熱費に換算すると、PV搭載住宅の中央値の光熱費収支は、プラス1万6,252円だった。ZEH(家電抜き+家電込み)1,015邸で5万7,118円、さらに、ZEH(家電込み)224邸は、プラス12万5,211円となった。

【3】季節による変動が明確な用途別の電力量

消費電力量の月次推移では、住宅の場合は冬場が最大値になる。冬は外気温と水温が低くなるため、給湯と暖房の負荷が大きくなるからで、今回の調査により給湯・暖房の消費抑制が重要になることが改めて確認できた。ZEH達成邸では消費電力量が少ない傾向にあるが、特に冷暖房の用途での抑制が大きく影響していることが判明した。

同社は1997年以降、PVの搭載を積極的に進め、2003年に光熱費ゼロハイム、2012年に大容量PV・定置型大容量リチウムイオン蓄電池「e-Pocket(イー・ポケット)」・HEMSの3点セットを標準搭載した「進・スマートハイム」を発売。昨年は、これをベースにZEH(家電抜き)標準仕様の「ミライ・クラス」シリーズ及び「スマートパワーステーション」シリーズを投入した。

なお、同社は、2011年4月発売の「スマートハイム」よりHEMSを搭載している。今回の調査では、2012年12月までに入居済みセキスイハイムのうち1,726邸の2013年1~12月の消費電力量・発電電力量・電力量収支について、設置されているコミュニケーション型HEMS「スマートハイム・ナビ」のデータを活用し分析した。

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