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ローム、スマート家電などに組み込む新しい無線通信モジュールを開発

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ローム、スマート家電などに組み込む新しい無線通信モジュールを開発

ローム(京都市)は、スマートメーターを始めとするスマートコミュニティ構築に最適な国際無線通信規格「Wi-SUN(Wireless Smart Utility Network)」対応の汎用無線通信モジュール「BP35A1」を開発した。

同製品は家電などに組み込み、HEMSなどの制御機器との無線通信も実現でき、Wi-Fiよりも少ない電力で通信ができる。

ロームは、これまでもアンテナ内蔵で電波法認証取得済み、ファームウェア搭載済みなど、導入の難しい無線通信の課題を解決するモジュールを開発してきた。同コンセプトで開発した今回の「BP35A1」は、スマートメーターでのみ動作するような特定用途向けではなく、どんな機器でも「Wi-SUN」通信が実現可能な、業界初(4月4日現在、ローム調べ)となる汎用無線通信モジュール。

32bitのハイパワーマイコン採用で、HEMSに最適なWi-SUN対応ファームウェアの搭載を実現。日本国内の特定小電力無線(920MHz帯)の電波法認証取得済みでアンテナも内蔵しているため、高周波設計が不要になり容易な導入を可能にする。UARTインターフェースを搭載し、ファームウェアと合わせて汎用性が高く使いやすいモジュールとなっている。

無線の特性として最も重視される受信感度においては、業界トップクラスの-103dBm(100kbps、BER<0.1%)を実現。つながりやすい特定小電力無線の中で、さらに高い通信品質を可能にした。

同製品は、4月からサンプル出荷(サンプル価格:10,000円/個)を開始しており、8月より月産3万個の体制で量産を開始する予定。生産拠点はROHM Electronics Dalian Co.,Ltd.(中国)となる。

各機器を920MHzの特定小電力無線でつなぐ

各機器を920MHzの特定小電力無線でつなぐ

現在、省エネ意識の高まりとともに、各種インフラを効率的に使用するため、モニタリングを行い、制御・管理するシステムを活用したスマートコミュニティが注目されている。こうした中、スマートコミュニティ構築に最適な国際無線通信規格として「Wi-SUN」の推進が進められている。

Wi-SUNは、日本では特定小電力無線と呼ばれる920MHz帯に相当する。無線LAN(Wi-Fi)と比較し低消費電力でつながりやすく、スマートメーターや交通インフラなどのスマートコミュニティの他、M2M(Machine to Machine)やIoT(Internet of Things)市場にも適し、スマートメーターと宅内間の無線通信にWi-SUNを採用する電力会社も出てくるなど、今後の普及に期待が高まっている。

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