産総研、砂から有機ケイ素を製造する新技術を開発

  • 印刷
  • 共有
※画像はイメージです
※画像はイメージです

産業技術総合研究所は、ケイ素化学産業の基幹原料の一つで、自動車・太陽光発電用部材などさまざまな用途に使用される有機ケイ素材料の原料として有望な「テトラアルコキシシラン」を効率的に製造する技術を開発した。

新技術は、砂の主成分であるシリカと、アルコールとの反応により、砂から有機ケイ素原料を直接製造することを可能とし、従来の金属ケイ素を経由する製造工程が不要になる。この成果により、高機能な有機ケイ素部材の製造を省エネルギー化することで、同材料を用いた多様な製品の低コスト化に寄与し、有機ケイ素材料の利用拡大が期待される。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事