東北大、新しいリチウムイオン伝導体を開発 蓄電池が全個体化でより安全に

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※画像はイメージです
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東北大学大学院工学研究科の高村仁教授と宮崎怜雄奈博士(現:物質・材料研究機構研究員)らのグループは、全固体電池のための新しいリチウムイオン伝導体KI-LiBH4を開発した。

リチウムイオン蓄電池はモバイル機器や、電気自動車、非常用電源などに広く利用されているが、その動作電圧が約3.8Vと高いことから、可燃性の有機溶媒が使用されており、火災や発火事故が起こりうる問題を抱えている。そこで、有機溶媒に代わり不揮発性・不燃性の固体電解質を用いて、安全な全固体電池の開発がすすめられてきた。

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