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NEDO、地熱発電の新技術開発を行う事業者を公募

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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、地熱資源を有効活用するためのバイナリー発電システム開発、または発電所の環境保全対策技術開発事業の実施者を、大学・企業団体等から広く募集している。

NEDOは、日本における地熱発電の普及拡大を促進するために、一般からの地熱発電技術の研究開発を行う事業者を公募する。選定された事業者には補助金が交付される。同事業における今年度予算は約14億円。

今回募集される研究開発内容は以下のとおり。

  1. 「環境配慮型高機能地熱発電システムの機器開発」
    自然公園内での地熱発電所の建設を念頭に置いた機器の小型化・高効率化のための研究開発。開発目標については、機器の小型化に資する技術開発では敷地面積を割程度低減、高効率化に資する技術開発を行う場合は発電効率20%以上とする。
  2. 「低温域の地熱資源有効活用のための小型バイナリー発電システムの開発」
    未利用温泉熱の有効活用のため、小型バイナリー発電システムの導入推進をする。開発目標については、小型バイナリ発電システム効率7%以上(年平均)であること、スケール対策、腐食対策等の技術の確立による運用コストの低減をすること。
  3. 「発電所の環境保全対策技術開発」
    発電所の環境保全対策や発電所建設の円滑化等に資する研究開発。開発目標については、 発電所建設着手までの期間短縮、安全対策技術の向上をすること。その他の目標は提案者にて設定される。
  4. 「その他 上記以外で地熱発電の導入拡大に資する革新的技術開発」
    その他、地熱発電の導入拡大に資する革新的技術開発等。

なお、各研究開発項目の予算配分は設定されない。主にNEDOの負担率は2/3となる(※この場合、事業は「共同開発」とされる。また、長期ハイリスクとなる研究については負担率が1/1となり、NEDOの「委託」事業として扱われる)。対象となる事業期間は平成26年度~平成29年度。

公募期間は平成26年5月26日~平成26年6月24日。ウェブサイトから必要書類をダウンロードし、e-Rad(府省共通研究開発管理システム)上に提案内容を登録する必要がある。

NEDO「地熱発電技術研究開発」に係る説明会
日時 平成26年6月4日(水)14時00分~15時30分(受付開始13時30分)
場所 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 1601会議室
神奈川県川崎市幸区大宮町1310ミューザ川崎セントラルタワー16F

日本は、世界第3位となる地熱資源を有する国であるが、ベース電源として活用可能な地熱発電が未だ充分に活用されてはいない。そこで、地熱発電システムの小型化・高効率化、また未利用の温泉熱を利用した低温域のバイナリー発電の開発、もしくはガス漏洩防止技術や拡散シミュレーション技術等を確立するなど、研究余地が残されている分野が数多くある。

そこでNEDOは事業者を募り、バイナリー発電の研究開発へ補助金を交付し、日本におけるバイナリー発電の導入拡大を目指す。

【参考】
NEDO - 「地熱発電技術研究開発」に係る公募について

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