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富士電機、メガソーラー用パワコンの新製品発表 変換効率98.8%

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富士電機、メガソーラー用パワコンの新製品発表 変換効率98.8%

富士電機は、オールSiC(炭化ケイ素)モジュールを適用し、小型・大容量化を実現した、大容量メガソーラー用パワーコンディショナを8月に発売すると発表した。

本製品は、昇圧回路にオールSiCモジュールを採用することで、スイッチング損失と導通損失を大幅に低減。パワーコンディショナ変換効率98.8%を実現し(従来機種:98.5%)、メガソーラーの発電量増加に貢献する。また、小型・大容量化ではコスト削減に寄与する。

小型・大容量化では、オールSiCモジュールを採用することで回路を小型化。従来機種に比べて盤のサイズを20%縮小した。一般的に大容量のパワーコンディショナは収納する盤が大型化するため、分割して運搬し現地で組み立てる必要があるが、盤を分割することなく輸送でき、施工に係わるコストを削減する。

また、本製品は屋内型としては業界最大の出力容量1,000kWを実現。大容量化により、中小容量のパワーコンディショナを複数台設置する場合と比べて、トランスや空調などパワーコンディショナに必要な周辺機器の台数を減らし、コストを削減する。

同社では、「エネルギー関連事業」の拡大に向け、コア技術であるパワー半導体、パワーエレクトロニクスを駆使した競争力のある製品開発に取り組んでおり、なかでも、高耐圧・低損失化を実現するSiCパワー半導体の開発と、これを搭載したパワエレ機器の製品化に注力している。

同社は、独立行政法人 産業技術総合研究所との共同研究の成果を活かし、昨年10月からSiC素子の生産を開始しており、今回、本製品を開発した。同社によると、「オールSiCモジュール」を適用した大容量メガソーラー用パワーコンディショナは業界初。

メガソーラーの発電における課題として、日射量の減少や温度上昇による電圧低下と、それに伴う変換効率低下が挙げられる。変換効率低下の対策として、パワーコンディショナへの昇圧回路の搭載があるが、昇圧回路の適用は電力損失を生じさせ、変換効率低下の要因にもなる。本製品は、オールSiCモジュールを採用することで、メガソーラーで発電した直流の電気を交流に変換する際の電力損失を大幅に低減し、発電設備の効率を実現した。

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